竹林が急激に増えている…
竹林は、もともと人里にありました。市街地が拡大し農地を宅地に転換することが増えてる現在では、竹林も減少してると思われてきました。ところが現実には、非常な勢いで増加してるそうです。
竹は目的を持って適切な管理がされているあいだは問題ないそうですが、今では建築材としての価値も、タケノコ採取の価値も減ってしまいました。タケノコも中国から輸入したほうが安いからです。
その結果、竹林は放置され始めました。普通なら放置されると衰退するものですが、竹は逆に広がりを続けてるそうです。
完全な竹林になると、なかは暗くなり草木の芽に光が当たらないから、一般の植物は生長できません。タケは成長も速いので、タケ一種類だけの林になるようです。
竹林では多くの昆虫や鳥獣は生きていけないので、生物の多様性が奪われていくことになるそうです。このままでは、日本の多くの山がタケに乗っ取られてしまいかねないらしいです。
タケだけを悪者扱いするわけではないですが…。
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