いただきます

食前に祈るように軽く両手の手のひらを
合わせて『いただきます』と言います。

『いただく』とは、『大切なものを頭の上
に捧げてもつ』という意味があるそうです。
そのことは、穢れを防ぎ、感謝の気持ちを
表すそうです。

また、稲作農耕民族の日本人にとって、
山のてっぺんは、穀物の神である『山の神』
が宿る神聖場所です。

御飯を盛りつけるときも、お茶碗に山盛り
にします。これは『山』を作って、その
神聖な恵みを『いただく』ということだ
そうです。

なので、『いただきます』という言葉
そのものが、稲作の神様に対して祈ってる
ことになるそうです。そして、頂きの形の
御飯を食べることで、山の神の力が体の中に
入り、生命力わ強くして、エネルギーを
与えてくれると考えたようです。

さらに、米や野菜を作ってくれた農家の
人々に対する感謝、食料を遠くから運んで
くれた人たち、料理をしてくれた人たちへの
感謝、そして、魚、牛、豚などの命そのもの
をいただくという深い感謝の意味も含まれて
いると思います。

あらためて、『合掌、いただきます』

髙橋ファーム

農薬、化学肥料、除草剤、不使用のお野菜を栽培、販売させてもらってます。 日常の畑作業をご報告させていただきます。たまには、脱線した話題も…。 【注】 アメブロからこちらに引っ越してきました。一部の過去の記事もアップさせてもらってます。 その他の記事(アメブロ時代)にご興味のある方は『過去の記事一覧』へとおすすみください。

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