枯れ葉になっても…守ります
サクラの葉がまだ緑色をしている時、
桜餅の甘い香りが漂います。これは、
『クマリン』という物質の香りだそう
です。
しかし、サクラの木に茂ってる緑の葉っぱを
もぎ取って香りを嗅いでも、桜餅の葉っぱの
香りはしません。
サクラは、葉っぱが虫にかじられて傷つけられたときに、あの香りを発散させて、自分の
葉っぱを守る様です。この香りは、虫には
嫌がらせの香りだそうです。
そのため、葉っぱをもみくちゃに丸めて
傷だらけの状態にすると、虫にかじられた
のと同じ状態になるので、数分後にあの香りが漂ってくるそうです。
そして、サクラの葉っぱが死んだりすると、
クマリンがでてきて、香りが漂います。
なので、サクラの古い落ち葉は死んで
しまってるので、桜餅の香りがほのかに
します。特に、数日間雨が降ると、たっぷりと水を吸った落ち葉から、桜餅の香りが漂ってきます。
サクラの落ち葉は、親株のまわりに落ち、
腐葉土となって肥やしになるだけではなく、
虫の嫌がる香りを放ち、親を守ってるよう
です。腐葉土になるギリギリまで、香りを
放ってるそうてす。
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